本日は10月31日は宇髄天元の誕生日!
タイトルにもある通り、今日10月31日は『鬼滅の刃』の遊郭編で活躍した宇髄天元の誕生日です!誕生日おめでとう!
皆さんはもう宇髄天元や、炭治郎をはじめとする鬼殺隊の活躍をご覧になりましたか?
私たちShinyudenは今までのアニメ版、劇場版共に『鬼滅の刃』をスペイン語に翻訳させていただており、『Guardianes de la Noche』というタイトルでスペイン語圏でも、とても人気を得ています。
なので今回は、翻訳を担当したLuis, Alejandra, Camiloの3人にインタビューをしてみました!
一番好きなアニメは何ですか?
Luis:『鬼滅の刃』です
Alejandra:『Serial Experiments Lain』と『うる星やつら』です。
Camilo: 迷うところですが、最近は『Serial Experiments Lain』を一番よく見ています。
鬼滅の刃の好きなキャラクターとその理由を教えてください。
Luis: 炭治郎です。妹や仲間のために自分を犠牲にする、自分より他人を大事にしようとする姿勢がとても好きです。
Alejandra: 伊之助です。他のキャラクターとは違い、戦いで男女平等に扱っているところが好きです。また、伊之助の突飛な行動には何度も笑わせられました。
Camilo: これまでに登場した中では、やはり伊之助でしょう。印象的なシーンも多く、シリーズを通して炭治郎と善逸と友情を深め合う姿は感動的です。
鬼滅の刃を翻訳の担当が決まったとき、どう思いましたか?
Luis: この上ない幸せでした
Alejandra: 難しいプロジェクトになるという気持ちと共に、とてもワクワクしました。
Camilo: 以前から知っていたアニメで、登場人物にも惹かれるものがあったので、このようなチャンスが自分に舞い込んできたことはとても嬉しかったです。
鬼滅の刃で印象に残ったシーン、大変だったことは何ですか?
Luis: 私にとっては、劇場版の無限列車の終盤のシーンで炭治郎が猗窩座に「煉獄さんは負けてない!」と叫ぶところです。伊之助の泣き叫ぶシーンも印象に残りましたし、翻訳についてはキャラクターの性格上、最低限のユーモアを付け加えるのが非常に難しかったです。
Alejandra: 響凱の戦闘スタイルが非常に独創的だと思いました。大抵のアクションパートの翻訳はカメラカットが多く、翻訳がとても複雑です。個人的な意見では、那田蜘蛛山編の累の蜘蛛家族の関係性はとても冷めたく、退屈に感じてしまいました。
Camilo: 一番印象に残ったシーンは、第1話で義勇が炭治郎と鬼になったばかりの禰󠄀豆子に会うところです。この第1話の感動のシーンが、すべての始まりだったため今でも一番印象に強く残っています。 一番苦労したのは、台詞をキャラクターの口の動きに合わせることでした。日本語はスペイン語よりも音節数が少ないので、戦闘シーンなどの登場人物の口の動きが見える時は文章を短くする必要がありました。
翻訳者になろうと思ったきっかけは何ですか?
Luis: ファイナルファンタジーシリーズを翻訳したいと思ったのがきっかけでした。そして、その目標を達成することができました!
Alejandra: 幼い頃から言語や異文化に興味がありました。そして今は翻訳者や校閲者として働けていることにとても満足しています。
Camilo: 小さい頃、日本語の翻訳されていないゲームやアニメを見ており、それらを翻訳するために日本語を勉強しようと思ったのがきっかけです。また、当時の中南米ではスペイン語に翻訳されているものはなかったため、ゲームは英語でしか遊べず、画面を見ながら訳していくことを通して、翻訳の世界にのめり込んでいきました。
翻訳のどんなところが好きですか?
Luis: お気に入りのキャラクターの話し方などを自分で決められること。
Alejandra: 言語を通して文化を学ぶことができること。
Camilo: 言葉遊びをうまく訳せたときや、複雑な文章をうまく訳せた時の達成感は格別です。
翻訳で一番大変なことは何ですか?
Luis: キャラクターの宗教に関係するセリフ。
Alejandra: 若者言葉を翻訳することや、全体的なバランスを維持することです。
Camilo: 先ほどの話と関連しますが、言葉遊びが多いとき、あるいはキャラクターが特別な話し方をするときの訳し始めは難しいですが、だからこそ翻訳がうまくいったときの達成感は大きいです。
翻訳者を目指す人たちへ一言
Luis: たくさん本を読んでください。
Alejandra: 母国語でたくさん本を読んでください!翻訳業界は厳しいのですが、諦めなければ必ずできます!そのために翻訳者の人脈を広げたり、お互いに助け合うことも大切です。
Camilo: 常に率先して人脈を広げること。決してあきらめず、日々向上心を持ち続けること。